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今のゲーム制作は技術とか、お金(いくら儲けるか、売れるか)とかにフォーカスしがちのように思うが、僕は今一度「人間」にフォーカスをすべきではないだろうかと思う。

 

ゲームを作るのも、売るのも、買うのも、使うのも、遊ぶのも、全て人間なのだ。当たり前なのに、今、作る人も売る人も、買う人も使う人も遊ぶ人も皆幸せになっているとはいえない。何が原因なのだろう。

その商品(ゲーム)を作るのはお金のためでなければ、何のために作るのか。

 

どんなお客様をどう喜ばせたいか、どんな楽しさを感じさせたいのか、どんな快感を感じさせたいのか、という明確な目的がちゃんとあるのか。

この商品をお客様に届けるのはどんな意義があるのか。

 

いわば、その目的にあたる部分、商品のコンセプトにあたる部分がまず間違っていないかを疑うべきだろうと思う。

 

お金や技術はゲームを作るための手段、ゲームをを作るのはお客様を喜ばせるための手段。

 

そうであるならば、僕らはお客様の事をもっとよく知らないとダメなのだ。

 

残念ながら、お客様の事、お客様の生活、お客様が本当に困っている事、その背景、それらを知らずに商品を作ってしまっているのが現状だと思う。

 

プロデューサーとして働きながら、僕はお客様の事を本当に知らなかったのだという事をずっと実感し続けてきた。

 

生活は変化し続けているので、今でも驚く事が本当に多い。

 

常に人間を観察し、よく知る、理解しようとする姿勢、そしてどうお客様を喜ばせるかを常に考える姿勢が僕は今のゲームクリエイター、プロデューサーに必要なのではないかと思っている。

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