エンタテインメントには驚きが必要

On 2010年11月5日, in ブログ, by nakamura
この記事の所要時間: 114

分かっている人にはあたりまえの事かもしれないが、僕は今のゲーム業界にはクリエイティブとアイデアが不足していると思う。

常識的には発想できない事を発想し実現するのがクリエイティブ。その結果として今までにないアイデアが生まれる。今までにないアイデアを産み出すためには常識を破る必要がある。常識的に考えたものは誰もが想像がつくものになるからだ。エンタテインメントには驚きが必要とされている。驚きとは予想しなかった、つまり常識的に考えても想像もしなかったことが起こった時に人は感じるのだ。

そういう驚く、楽しい事が次々に起こるとき、人はワクワク感を感じる。そのワクワク感こそがエンタテインメントには求められているのだ。僕と同世代のゲーム好きな人なら分かるだろうが昔はゲームにはそのワクワク感を感じていた筈である。今はどうだろう。あの時のようにワクワク感を感じられているだろうか。

今のゲーム業界には驚きが足りない、と思う。クリエイティブが不足しているのだ。結果新しい驚きのあるアイデアが出てこない。お客様はワクワクしない。結果的にゲームに何かを期待している人は減少しているというのが現状なのではないかと思う。

残念ながらゲーム業界でこの事を理解して行動に移している経営者は本当に極少数だ。

ネガティブなループに入って余裕がなくなっている今は、それどころではないと考えているかもしれないが、そういう時こそ本当はクリエイティブである事が大事なのだけれど。

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