この一年間は大学の場でも、自らの事業の場でもチャレンジ、チャレンジの毎日でした。上手くいかない事もありつつ、得るものが多い一年だったと振り返って思います。おかげで更新が一年ぶりになってしまいましたが…
そんなチャレンジの成果の一部を皆様に体験頂く機会を、2/21(木) 東京大学 本郷キャンパスにて開催する運びになりましたのでご案内します。
Another Way : Ludix Lab活動開始と「デジタルゲームの面白さ分析ワークショップ」開催のお知らせ
http://www.anotherway.jp/archives/001309.html
セッションの内容:
・ゲームの面白さの要素や構造を分析するフレームワークを提供
・実際のゲームを題材にしてフレームワークを使った分析
・ゲームの面白さのデザインの読み解き方の解説開催日時: 2013年2月21日(木)18時30分~21時
会場: 東京大学本郷キャンパス 福武ホール ラーニングスタジオ1・2(B2F)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/定員: 40名(応募者多数の場合は抽選)
主な対象: 教育関係者、教材や教育アプリ開発者
参加費: 3000円(学生:1000円)
(講師謝金、軽飲食代ほか会場運営費として使用します。)
(当日受付でお支払いください。)
今もそうですが「ゲームデザイン」という事を教育する、という事の難しさを非常に感じています。
物事の仕組みを理解するには、仕組みが書かれた本を読む、教えてもらう、ゼロから作る、あるいは組み立てるという経験を通して学ぶ、等の方法があるでしょう。
そしてそれ以外にも「既に完成されたものを分解して理解する」という方法があるのではないかと思います。
例えば時計の仕組みを理解するために、既に世の中にある少しシンプルな商品を持ってきて分解して、部品と部品の関係を自分で確かめ、結果としてシステムとしての全体の構造を理解する、という方法で学ぶのは一つの方法です。医学における「解剖」も同じような方法と言えるのではないでしょうか。
今回のゲームデザイン分析ワークショップでは、主にスマートフォン向けのシンプルなゲームを要素に分解し、要素間の構造を発見、それが人間の感情にどう影響するのか、についてワークショップを通じて理解するという、中村が独自に開発した手法を使用します。
この手法は企業研修や神奈川工科大学での学生向けの授業でも実践していて、この機会に実際に皆様に体験していただこうと思っています。この場をお借りしてこのような機会をセッティングしていただいた東京大学 藤本先生および関係各位に感謝致します。
主に教育関係者向けのワークショップですが、デジタルゲームのゲームデザインのエンタテインメント以外への応用についてご興味がある方、ゲームを始めエンタテインメントコンテンツに関わる皆様にも役立てるかと思います。学生の方の参加も歓迎致します。
参加申し込みはこちら(申し込みフォームは記事の最後)からどうぞ。
http://www.anotherway.jp/archives/001309.html
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