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皆さんは「マーケット」と言われるとどういうものを想像しますか?
「マーケット(market)」は日本語では「市場」ですが、この「市場」という漢字には読み方が二つあります。
一つは「しじょう」。
「市場=しじょう」と聞いてどんなイメージがわくでしょうか。
数字の羅列、グラフ…
そしてもう一つの読み方は「いちば」。
今度は「市場=いちば」と聞いてどんなイメージがわくでしょうか。
並べられた商品、値札、品定めするお客、声を張り上げる店員…
「マーケット」と言われて多くの人が描くイメージは「しじょう」のイメージだと思います。パワーポイントやエクセルで書かれたような、主に数字の情報です。
確かに事実を検証する上でこういったデータは欠かせないし、それらの分析から得られる仮説もあります。
しかしながら、「いちば」と聞いてイメージするような「現場」の情報がなければ読み違えをする可能性が高くなります。
僕は後者の「いちば」的、現場の情報を重視しています。
事実をベースに仮説を立てて、何故?どうして?を繰り返していくという事です。
「生の現場」の情報は沢山触れれば触れるほど、何かを語りかけてきます。
数字だけで売れるものが作れるほど、この業界は甘くないと思うがどうでしょうか。
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プロデューサー生の知恵ブログから過去記事紹介です:「「マーケット」の異なる二つのイメージ」(しじょう)と(いちば) http://bit.ly/e1KX53 #gpblog
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